岩手県奥州市では9月17日に地元の小学生が洪水などを防ぎ地域の農業や生活などを支える「ダム」の役割を学びました。
奥州市の胆沢ダムを見学したのは若柳小学校の6年生25人です。
胆沢ダムは高さ・長さ・容積とも全国屈指の巨大ダムで2024年11月で完成から10年を迎えます。
17日は施設の役割を理解し身近に感じてもらおうと職員から胆沢ダムについて説明を受けると児童たちは積極的に質問していました。
児童「ダムで最も難しい仕事は?」
職員「難しくて大事な仕事はダムの水を無駄遣いせず、電気を作ったり(水道の)水を作ったりすること」
また「監査廊」と呼ばれる通路に入りダムの内側を見学しました。
そしてダム湖の水位や農業用水を調節する設備の説明に耳を傾けていました。
児童
「普通は入れないところに小学6年生で入ることができて貴重な機会だと思っている」
「ダムの水で作られた水を大切に飲みたい」
17日学んだことは胆沢ダムの10周年記念式典で児童たちが発表することになっています。