3連休中日の15日は東北や北陸を中心に広い範囲で雨の1日となる一方、関東や九州では猛暑が続きました。
こうした中、各地のイベントは多くの人でにぎわいました。
東京・浅草では夏のフィナーレを飾る『浅草サンバカーニバル』が行われ、色とりどりの衣装に身を包んだダンサーが街をパレードしました。
40年以上の歴史があるサンバカーニバル。
2020年以降はコロナ禍で延期や縮小を余儀なくされましたが、2024年は5年ぶりの完全復活での開催となりました。
東京都心の最高気温が34度を超える中、沿道には多くの人が集まり、中にはノリノリの人もいました。
訪れた人は「見て元気になりました。踊ってみたいです」と話していました。
3連休中日の15日も、関東や九州では厳しい残暑が続いていて、福岡・朝倉市で38.2度、熊本・甲佐町で37.9度を観測するなど、各地で9月の最高気温を更新しました。
一方、全国的に大気の状態が不安定となっていて、広い範囲で雨が降っています。
山形市で行われたのが、直径6.5メートルの日本一の大鍋で作る『芋煮フェスティバル』。
雨の中、多くの人が訪れ、傘を差したり雨宿りをしながら熱々の芋煮を味わっていました。
訪れた人は、「肌寒いくらいだったので、温かいものを食べられてハッピーです」「(芋煮会は)初めてで大雨。思い出にはなったと思います」などと話しました。
用意された約3万食の芋煮は、午後2時には全てなくなったということです。
一方、新潟・上越市では、1年に数回しか公開されない鉄道のテーマパークが約3カ月ぶりに公開され、巨大なプラレールが登場しました。
地元の新潟大学鉄道研究部の学生が制作したもので、幅は5メートル、高さは2メートルです。
子どもたちは「かっこよくて感動しました。E7系とか、あそこに止まっているSLとかが好きです」などと話し、目を輝かせながら列車を追っていました。
長崎市では16日の敬老の日を前に敬老祝賀会が行われ、人気の変面ショーが披露されました。
華やかな衣装に身をまとって登場した変面師。
次々と仮面を変えると、会場からは驚きの声が上がりました。
会場を沸かせた変面師の矢敷和男さんも、実は現在76歳。
敬老の日を祝ってもらう立場となっています。
それでも、「これからもずっと続けていきたいと思います。新しい変面師も育てながら90、100歳までやろうと思いますから、その節はまたよろしく」と抱負を語りました。