自民党の総裁選挙は、告示から一夜明けた13日午後、候補者9人が揃って記者会見に臨みますが、12日の初討論をきっかけに各陣営が激しく火花を散らしています。
最新情報を自民党本部前から、フジテレビ政治部・若田部遥記者が中継でお伝えします。
初の直接対決を終え、ある候補者は「返り討ちにしてやった」と語るなど戦闘モード全開ですが、党内でも早速、各候補への賛否が入り乱れています。
12日の初討論では、ベテランと若手が政策をめぐり緊迫した舌戦を繰り広げる一幕もありました。
各陣営からは「順調なスタートだった」「厳しい戦いになりそうだ」などといった声が上がっています。
一方、党内の評価は様々です。
特に国民の人気が高い小泉氏の発言には注目が集まっていて、ある議員は「徹底して短いコメントにしていた」と分析するほか、ベテラン候補の1人は「完全に守りに入っていた。失言対策だろう」と話しています。
これに対し、小泉陣営は「もう覚悟を決めている」「何を聞かれても鉄壁だ」と自信をのぞかせています。
こうした総裁選の動向について、代表選中の立憲民主党の幹部は「候補者の乱立で議論が散漫になっている」と冷ややかです。
13日午後には候補者9人の記者会見が行われ、その受け答えも注目を集めそうです。