韓国で事故のはずみでトラックが橋から転落し、10m下の道路に叩き付けられて炎上する様子がカメラに捉えられた。橋の上で起きた玉突き事故で反対車線にいたトラックが衝突して落下したという。トラックに乗っていた2人が死亡した事故の発端は、飲酒運転した20代ドライバーの追突事故だった。

トラックが橋から10m転落して爆発炎上

韓国・江陵市で3日、川にかけられた橋からトラックが激しい光を放ちながら落下した。

当初、欄干を突き破り飛び出したトラックは電線に引っかかっていた。車と電線からは激しく火花が飛び散っていることが分かる。

橋の下で炎上しているトラック(提供:江陵市)
橋の下で炎上しているトラック(提供:江陵市)
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その後、トラックは10m以上の高さから落下し、地上に叩きつけられて爆発、炎上した。

目撃していた女性は、「落ちて爆発して、しばらくしてまた爆発しました」と、2度の爆発があったと証言する。また、別の目撃者は「トラックのドアが開いていて、ガラスも割れていました」と当時の状況を語った。

激しく損傷している橋の上の車(提供:江陵市)
激しく損傷している橋の上の車(提供:江陵市)

橋の上をよく見ると、2台の白い車があった。1台は、前が潰れてボンネットが開いた状態で、もう1台も前がグチャグチャに潰れている。

死傷者多数…原因は“飲酒運転” 

地元メディアによると、後ろを走っていた車が前の車に追突し、押し出された前の車が反対車線から来たトラックと正面衝突。さらにそのはずみで、トラックが橋から落ちたという。

発端は20代ドライバーの飲酒運転(提供:江陵市)
発端は20代ドライバーの飲酒運転(提供:江陵市)

また、最初に追突した車のドライバーは20代で、飲酒運転をしていたことが分かっている。この事故で、トラックに乗っていた2人が死亡し、追突された車の3人がケガをしている。さらに事故の影響で、周囲では停電も起きたという。
(「イット!」 9月12日放送より)

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