呉市は、11日市が所有する公共施設のうち237棟で、外壁の劣化や損傷などを確認するための必要な点検が、行われていなかったと発表しました。

呉市によりますと、外壁がモルタル仕上げの建物は完成や改修から10年を超えるごとに外壁の安全性を確かめるために劣化や損傷の有無を確認することが、建築基準法で義務づけられています。しかし、今年2月「呉市きんろうプラザ」で外壁の一部が落下した事故を受けて、調査をした結果、今年3月末時点で市が所有する施設の320棟のうち学校や市営住宅など237棟で点検が実施されていないことが判明しました。

市は、今後速やかに点検を行うとしています。

テレビ新広島
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