茨城・大洗バイパスで8日、逆走車が“猛スピード”で衝突し横転、中央分離帯に乗り上げて100メートル近く横滑りする事故が起きた。横転した車の運転手を救助しに駆けつけた人は、運転席にいた80代くらいの男性から「自分は逆走していない」という言葉を聞いたという。
あわや“大惨事”…逆走車が横転する一部始終
8日、茨城県の大洗バイパスで逆走した車が猛スピードで衝突し横転。中央分離帯に乗り上げて横滑りしていく危険な瞬間が映像に記録されていた。
この記事の画像(29枚)ドライブレコーダーの音声:
あ、あ、あぁ~
突然の出来事に、思わず悲鳴を上げたという撮影者はこう振り返る。
撮影者:
もう、すごく速かったです。ガチャン!ガチャガチャガチャみたいな、すごい聞いたことないような(音)。
さらに「少なくとも、隣にいた(白い)車とうちの車とぶつかるかなという、その恐怖で私叫んでた」と当時を振り返った。
100メートル近く滑り続けた逆走車は、後続車に衝突寸前のところで停止した。
「自分は逆走していない」“高齢ドライバー”から衝撃的な言葉
事故後、車を止め逆走車のドライバーを救助しに向かったという撮影者は、運転していた80代くらいの高齢者から驚きの言葉を聞かされたという。
撮影者:
「自分は逆走していない」って言っていたんですよ。
おじいちゃんは、なんでこうなったんだ?ぐらいな感じで“ぽかーん”とされていた。
高齢ドライバーは「逆走していない」と主張し、パニック状態で、自分が起こした事故を理解できていない様子だったという。
撮影者:
事故概要とかを知ろうとか、そういったのが見られなかったので、事故との当事者としてはどうなのかなって…。
撮影者によると、逆走車のドライバーと同乗していた90代女性は、救急車で搬送されたが軽傷で、他にけが人はいないということだ。
(「イット!」9月10日放送より)
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