高市早苗経済安保相は9日午後、自民党総裁選挙への立候補を正式に表明した。
高市氏は出馬会見で「私、高市早苗は自由民主党総裁選挙に立候補します。私は国の究極の使命は、国民の皆様の生命と財産を守り抜くこと、領土領海領空、資源を守り抜くこと、そして、国家の主権と名誉を守り抜くことだと考えている」と述べた。
その上で「この究極の使命を果たすためにも、今、総合的な国力の強化が必要だ。
それは外交力であり、防衛力であり、経済力であり、技術力であり情報力であり、そして、全てに共通する人材力だ。この6つの力をそれぞれに伸ばし、互いに伸ばし合う相乗効果を狙っている」と強調した。
さらに「できるんだろうかと思うかもしれませんが、できます。日本には底力があります」と述べ、「日本をもう一度世界のてっぺんに」と経済成長の必要性を訴えた。
会見場の背景には「サナエあれば、憂いなし。」とのキャッチコピーが掲げられた。