兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などをめぐり、選挙で推薦した日本維新の会が、辞職を求めることがわかりました。
斎藤知事は6日、百条委員会の証人尋問で、元西播磨県民局長の告発は公益通報にあたらず、懲戒処分は問題ないなどの認識を改めて示しました。
選挙で知事を推薦した日本維新の会は、「説明が県民の納得するものとは言い難い」などとして知事に辞職を求めることが分かりました。
9日午後、党の執行部が発表し、県議たちが辞職と出直し選挙を申し入れるということです。
県議会では、自民党が9月12日に辞職を申し入れることを決めていて、公明党や立憲民主党などで作る会派、共産党も加わる方向で調整が進んでいます。