立憲民主党の代表選挙の候補者4人は、街頭演説で自民党総裁選をめぐる動きを批判しつつ、代表となって政権交代を実現する決意を示しました。
代表選に出馬した野田元首相、枝野前代表、泉代表、吉田議員は、8日福岡市で街頭演説を行いました。
立憲民主党・泉代表:
昨日は林官房長官が、マイナ保険証統合の12月の期限を先送りする方がいいじゃないか。立憲民主党の言っていたことは、やはり正しかったということはないでしょうか。
吉田晴美衆院議員:
今、目の前の課題は、物価高じゃないでしょうか。消費税、食料品を非課税、ゼロ税率にしませんか。
野田元首相:
国会議員の世襲を、制限しなければいけない。岸田3世から小泉4世になったって、政治は変わらないんですよ。
枝野前代表:
人を使い捨てにする経済を社会を、この30年、自民党はやってきて、結果、賃金は上がらない。この失敗を180度変えましょうよ。
これに先立ち4人は、フジテレビの番組に出演し、小泉元環境相や河野デジタル相が掲げた解雇規制の緩和を批判したほか、本物の政治改革を行うと強調しました。