ロシアのプーチン大統領は極東のウラジオストクで演説し、西部クルスク州に越境攻撃を続けるウクライナ軍について「国境地帯から追い出し始めた」と主張しました。

プーチン大統領:
徐々に敵を国境地帯から追い出し始めた。敵の主軸は弱体化し、我が軍は攻撃を加速させている。

プーチン大統領は5日、極東ウラジオストクで開催中の国際会議「東方経済フォーラム」でこのように述べ、「ウクライナ軍の越境攻撃はロシア軍の攻撃を遅らせることが狙いだったが、失敗した」と主張しました。

また「敵は人員と装備の両面で非常に大きな被害を被っている」として、ロシア軍が優勢との認識を示しました。

またクルスク州への越境攻撃を背景に契約兵の数が増加しているとして、ロシア国民は団結していることをアピールしました。

ウクライナ侵攻をめぐっては、双方の応酬が激化していて、9月3日、ウクライナ中部ポルタワの教育施設にロシア軍のミサイルが着弾し、これまでに380人以上の死傷者が確認されています。

フジテレビ
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国際取材部
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