富山市の郵便局で5日、ネットバンク口座を使った詐欺を想定したオレオレ詐欺被害防止訓練が行われました。
訓練は、東富山駅前郵便局内にあるゆうちょ銀行の窓口で、警察官扮する被害者がネットバンクの口座に高額の振込を申し出たという想定で行われました。
*窓口職員
「警察から(お金を振り込むように)電話があったのですか」
*被害者役の警察官
「警察からそういう電話があった」
窓口職員は被害者の素振りからオレオレ詐欺を疑い、警察から振込むよう言われた経緯を聞き出すなどして、振込を思いとどまるように説得していました。
オレオレ詐欺は息子や孫をかたる手口以外にも、警察官などを装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金などを名目に金銭をだまし取るケースが増えていて、中には、別の金融機関に被害者名義のネットバンク口座を開設させ、そこに金を振り込ませる新たな手口が出てきているということです。
警察は注意を呼びかけています。