愛知・豊橋市にある交差点で8月31日、カメラが捉えたのは、郵便配達員が乗るバイクが軽自動車と衝突する瞬間。実はこの場所、“魔の交差点”と地元では言われていた。
「魔の交差点」…抜け道を信号無視で走行
車側の信号は赤にも関わらず、速度スを落とすことなく、信号を無視して交差点に進入する1台の軽自動車。
この記事の画像(8枚)その軽自動車は、交差点内で郵便配達員のバイクに衝突し停車した。
軽自動車のドライバーたちは、すぐにバイクを運転していた男性に駆け寄り、近くを通りかかった人々も心配そうに近づいていく。
横倒しになったバイクを起き上がらせると、郵便配達員が足をひきずっているように見える。
整骨院の男性:
「お怪我の方どうですか?」と聞いたけど、「大丈夫です」と。
こう話すのは、事故の瞬間を捉えた防犯カメラが設置されていた整骨院の男性。
職場の目と鼻の先にある事故現場は、こう呼ばれることもあるという。
整骨院の男性:
地元では“魔の交差点”というふうに…。イメージ的には2、3カ月に1回は、必ず大小含めて何かしら(事故)あるかな。
男性によると、事故が多発する理由は、この道路が“抜け道”になっているからだという。
交差点の先には、幹線道路の「国道1号線」が走っている。そこへの抜け道として、事故現場周辺は多くの車が走り抜けていくという。
整骨院の男性:
非常に先を急ぐ方も多くて、信号無視される方、また黄色で通行する方が多い印象を持っている。
警察によると、衝突された40代の郵便配達員の男性は1週間程度の打撲を負ったという。軽自動車を運転していたのは40代の女性で、信号無視を認めているという。警察は、軽自動車のドライバーを過失運転致傷の疑いで捜査している。
(「イット!」 9月5日放送より)
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