富山市議会の9月定例会が4日開会し、能登半島地震の復興費用などの補正予算案が提出されました。

富山市の9月補正予算案は一般会計で27億2300万円あまりとなっています。

中では、呉羽ハイツ北側斜面の崩落の復旧費用などを含む能登半島地震関連として1億8600万円あまり。
クマの出没情報をいちはやく周知するため、行政無線と連動しクマかどうかを自動判別できるAIカメラのシステム開発に3000万円。
2026年度開校予定の小中一貫校、水橋学園の用地取得費としておよそ2億7800万円などが盛り込まれています。

提案理由説明のなかで藤井市長は、来年4月23日に任期満了となることに触れ、
「来年度予算は骨格予算になるが、市総合体育館の改修など大きな財政需要が見込まれる。厳しい予算編成になる」と見通しを述べていました。

9月定例会は、今月26日まで開かれます。

富山テレビ
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