地下鉄・南北線の新しい車両と、運転士の訓練の様子が9月4日、報道に公開されました。この秋に予定している運転開始に向けて、最終調整が続いています。
こちらがこれまでの地下鉄・南北線の車両。そしてこちらが、この秋運転を始める新型車両「3000系」です。これまでの白を基調とした車体から、シルバーのデザインに一新されました。そして車両は…。
記者リポート
「座席は杜の都・仙台をイメージしたケヤキ色です。そして全体的に座席数を減らして快適に乗車できるということです」
車両を仕切る扉は全面ガラス張りで、見通しのよい造りになっています。また、車いすスペースは1両ずつ用意されています。運転士は7月上旬から訓練に臨んでいます。
仙台市交通局 堀籠悠汰さん
「ハンドル自体も軽い感じがしますし、新型というだけあって、今どきの車両だなという感じがしますね」
通常は自動運転ですが、非常時に対応できるよう訓練では手動運転で、アクセルやブレーキの感覚を確かめています。
仙台市交通局 堀籠悠汰さん
「ご利用いただくお客さまも良い思い出を3000系で作っていただけたらと思います」
新型車両の導入は1987年の開業以来、初めてです。