公設秘書の給与を巡る詐欺事件で東京地検特捜部の捜査を受けていた広瀬めぐみ前参議院議員(58)が、8月30日、在宅起訴されました。
在宅起訴された岩手選挙区の広瀬めぐみ前参議院議員は、2022年から2023年にかけて公設第二秘書として届け出ていた女性に勤務実態がないのに国から支払われた給与と退職金合わせて350万円余りをだまし取った詐欺の罪に問われています。
関係者によりますと、広瀬前議員は特捜部の任意の事情聴取に対し、公設秘書に勤務実態がなかったことを認めたということです。
広瀬前議員は議員辞職した際、「事務所の経費捻出のため、公設第二秘書をお願いし、秘書給与から資金提供を受けたのは事実。軽率な行為を反省しております」とのコメントを出していました。
広瀬前議員の在宅起訴を受け、自民党県連の臼澤勉幹事長は「県連にも大きな責任がある。県民に改めて深くおわび申し上げる」とコメントしています。