政府は4月1日「平成」の次となる新たな元号を「令和」と発表した。

30年前の昭和64年1月7日、新元号の発表に伴い、「元号と同じ名前の地」として一躍脚光を浴びた地域があった。山あいの小さな集落である岐阜県関市の平成(へなり)地区だ。


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元号には「俗用されているものでない(広く一般に使われていない)」という留意事項があるのだが、今回は大丈夫だろうか?

こうした中、新元号が発表されてからわずか数分後の午前11時49分、国内大手の地図会社「ゼンリン」が、公式ツイッターで「地名に『令和』はありませんでしたー!こちらは住所ベースですので、もし通称名称などでご存知のかた、リプお待ちしております!」と投稿したのだ。




本当に「令和」という地域はないのか? ゼンリンの広報担当者に話を聞いた。

地図を扱う企業として自社システムを使用して調査

ーーツイートしたのはなぜ?

「元号は俗用されている言葉を使わない」というルールを聞いていましたので、地図を扱う企業として、実際はどうなのかと興味がありました。新元号が発表されてすぐに調べ、その結果を皆さんに知っていただこうと投稿しました。

ーーこの検索結果はどういうもの?

弊社の商品に住宅地図のデータを検索できるシステムがあります。こちらを利用したところ、0件という結果になりました。あくまで弊社調べです。



通称として「令和」が使われている地域がある可能性も

ーーでは日本に「令和」という地域は絶対ないの?
 
Twitterで“住所ベース”と紹介しているように、「小字」での表記や、通称として使われている地域がある可能性はあります。そこでご存知の方がいるかもしれないと呼びかけていますが、1日17時の時点ではまだ情報は寄せられていません。


ーー「和令」と文字を反対にした地名もない?
 
はい、ただいま検索してみましたが、0件という結果でした。

現在までに「令和」という地域が話題にあがっていないことから、今回は同名の地域はないのかもしれない。こうした背景には、30年前と比べて検索技術が格段に発達したということも影響しているのだろう。


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