香川県・小豆島では、土庄町役場からほど近い周囲2.4キロのエリアを、迷路のまちとして売り出している。今から600年~700年前、瀬戸内海ではびこっていた海賊たちから町を守るため、複雑に入り組んだ路地を作ったとされている。
この記事の画像(7枚)この個性的な街並みの中にある美術館には、妖怪をテーマにした作品、約100体が展示されている。その名も「妖怪美術館」。子供たちが作ったかわいらしい妖怪から現代人を風刺するようなものまで様々な作品が並んでいるほか、小豆島出身の妖怪画家、柳生忠平さんが手掛けた天井画も展示され訪れた人の目を楽しませてくれる。
妖怪美術館 佐藤 秀司代表:
日本独特の文化である妖怪を通じて外国の人に日本文化を理解してもらいたい …
ドデカ妖怪「包んであげましょか?」
そんな妖怪美術館で巨大なアート作品が今制作されている…。
その名も妖怪「包んであげましょか?」
この巨大な妖怪アートの制作に取り組んでいるのは、彫刻家の武田充生さん 。
小豆島の活性化を図ろうと企画されたドデカ妖怪造形大賞のグランプリに武田さんの作品が選ばれ、2月から武田さんが小豆島に滞在して作品を制作していた。
彫刻家 武田充生さん:
参加する作品 是非 妖怪に食べられに来てください。
妖怪本体は、すでに完成し今後、周辺部分の仕上げ作業に取り掛かり2019年4月26日から一般公開される。
【岡山放送】