新元号「令和」を予言していたツイートが話題

新元号発表からさかのぼること3年弱。

2016年7月13日の時点で「平成」の次にくる元号が「令和」だと予言していたTwitter投稿が話題となっている。

「明治大正昭和平成令和」

この“予言”投稿は、新元号が発表された4月1日の正午過ぎにリツイートされたのを契機に爆発的に拡散。

ネット上では、「本当に2016年に!?」「未来人がツイートした」「恐怖すら感じます」といった声があがり、投稿時間「19時41分」と新元号発表日「2019年4月1日」が数字的に一致している点も神秘性を加速させて瞬く間に30万リツイート50万いいねを獲得して現在も議論を呼んでいる。
(4月4日15時現在)

”予言ツイート”は簡単なトリックだった!?

この記事の画像(2枚)

話題になり始めてからから2日経った4月3日には、とあるネットメディアが

3年前に令和を予言していた人、簡単なトリックだった可能性」と題した記事をWEB配信。

記事は、
“予言ツイート”したアカウントとは1文字違いのIDを持つ人物の投稿を引用して
・トリックはシンプルで、企業向けTwitterアプリを利用した
・当該企業向けアプリでは予約投稿の時間を修正する機能がある
・過去に遡っても修正可能だったのかもしれない
としていた。
この記事を読んで誰もが抱くであろう「Twitterは過去ツイートの投稿日時を修正できるの?」という疑問。

Twitter社の見解は?

事実確認するためTwitter社に問い合わせると、

 
ーー過去ツイートの投稿日時や文言を変更することは可能?

Twitterではシステム上、元のツイートに対して投稿文言や日時の修正を行うことはできない

 
ーー当該“予言ツイート”は2016年7月13日19時41分に投稿された?

ツイートが恣意的に変更されたなどはない

という回答だった。
ツイートIDも単純加算で改変は非現実的なことを踏まえると、今回話題になった“予言ツイート”は、“偶然の一致”ということになる。

それでも残る1%のモヤモヤ。
ロマンを感じながら酒の肴にでもした方がいいのかもしれない。

記事 14 瀧澤航一郎