自民党を離党した広瀬めぐみ参院議員が議員辞職したことについて、立憲民主党の泉代表は15日、「遅すぎる辞職だ」と厳しく批判した。
広瀬議員は15日、議員辞職願を参院に提出し、尾辻参院議長が辞職を許可した。
泉代表は記者団に対し、「辞職は当然で、遅すぎる辞職でもある。大きな県民、選挙区民への裏切りだ」と述べた。
辞職に伴う参院岩手選挙区の補欠選挙が10月27日に行われる予定。
泉代表は、「政治を正すという意味で、補欠選挙には候補者を擁立していきたい」と強調した。
広瀬議員は、2022年から2023年にかけて、公設秘書として届け出ていた女性に勤務実態がないのに、国から支給された給料をだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた。その後、広瀬議員は所属していた自民党を離党した。