5人に1人がコンタクトレンズをごみ箱以外に“ポイ捨て”

コンタクトレンズのポイ捨てが、自然環境の破壊につながることをご存じだろうか。

日本コンタクトレンズ協会が、2400人を対象にレンズの使い方などについて調査したところ、20.6%と実に5人に1人が、使用済みコンタクトレンズをごみ箱以外に捨てていることがわかった。

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近年、ペットボトルなどのプラスチックごみが砕かれ、海水中に漂うマイクロプラスチックが問題視されている。
多くのコンタクトレンズはプラスチック製で、協会は捨て方を誤ると、環境や生態系に影響を及ぼすおそれがあるとしている。

調査によると、最も多かったのが洗面所や流しで33%、トイレに捨てていると答えた人が、15.1%にのぼった。

洗面所や流しに33%、トイレに15.1%

コンタクトレンズを普段、どうやって捨てているのかを使用者に聞くと…

出版系(20代・使用歴13年)
普段は重ねて、燃えないゴミとかにポイッと。そのままカピカピになったのを捨ててます、ゴミ箱に。

事務系(30代・使用歴10年以上)
何も考えず、ただ2つをティッシュにくるんで捨ててますね。

商社勤務(20代・使用歴6~7年)
トイレは捨てたことあります。帰ってきて、すぐに寝たい時とか。もう捨てないようにします。

また、コンタクトレンズの素材がプラスチックであることを知っているかを聞いてみたところ…

接客業(20代・使用歴10年)
全然知らないで捨てていました、燃えるゴミに。コンタクトレンズを冷蔵庫に保存していて、間違えて生ゴミを捨てる時に一緒にコンタクトレンズを捨てたことがある。

営業職(20代・使用歴10年以上)
何ゴミとか考えたことなかった。濡れてると柔らかかったりして、あまり考えずに捨てちゃってました。

推定で、年間34億枚が出荷されているコンタクトレンズ。
コンタクトの使用者は、国内で1600万~2200万人いると言われていて、影響が大きいことから、協会は正しく廃棄してほしいと呼び掛けている。

「使い捨て」という言葉に惑わされず適切な破棄を

三田友梨佳キャスター:
こんなに多くの人がコンタクトレンズをトイレに捨ててしまうというのは驚きです。

マーケティングアナリスト 渡辺広明氏:
コンタクトレンズは販売金額の約7割が1日の使い捨てで、「使い捨て」という言葉が安易なので、ポイ捨てに繋がっているのではないかと思います。
また、最近は視力矯正というよりもカラーコンタクトとしてファッションアイテムにもなっているので、化粧を落とす流れの中で洗面台に捨てる人が増えているようです。

渡辺広明氏

三田友梨佳キャスター:
適切に捨てることは大切ですよね。

マーケティングアナリスト 渡辺広明氏:
ほとんどが悪気の無いポイ捨てで、よく知らなかったということが多いので、34億枚売れていますから、この辺りを啓蒙してマイクロプラスチックの削減に努めていくことが大事だと思います。

三田友梨佳キャスター:
世界中で脱プラの動きがある中で個人で何が出来るかを考えた時、当たり前と思っていた習慣を見直すことで気づくことも多いのかもしれません。

(「Live News α」11月20日放送分)