中国の住宅街で深夜、住民同士が怒号をあげ、ゴミを投げ合って争うトラブルが発生していた。豪雨で共同住宅の境界線となっていた垣根が、雨で流されたことによる“ご近所トラブル”だという。両者ともに譲らない状況が続いている。
ゴミ投げ合いの壮絶バトル勃発
中国・河北省で7月31日の真夜中、マンションの前に続々と集まってきた住人たちが見守る中、壮絶なバトルが繰り広げられていた。
この記事の画像(11枚)マンション前には「おお!やれ!」と叫ぶ男性や、「戦え!よし!もう来ないのか?」煽る女性の声が響く。ゴミの山を挟んで住民たちが、互いにゴミを投げ合っていたのだ。
“ゴミ合戦”原因は…垣根の消失
中国メディアによると、“ゴミ合戦”が勃発した発端は、2023年の豪雨だという。隣り合った共同住宅の境界線となっていた垣根が雨で流されてしまったのだ。
そんな中、一方の団地の住民が垣根を作り直そうと声を上げたが、もう一方の団地の住民が「必要ない」と主張した。
そこで垣根を直そうとした住民たちは、垣根のかわりにゴミ箱を並べ始めたという。
その後、ゴミ箱を挟んでにらみ合う住民たちだったが、ついに互いにゴミを投げ合う事態に発展してしまったと見られる。
両者ともに譲らない状況が続き、この事態に当局は「解決方法は検討中」とコメントしている。
(「イット!」 8月7日放送より)
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