戦時中、アメリカ軍の攻撃によって沈められた学童疎開船・対馬丸について学ぶ子ども達やその保護者が奄美大島での交流会を前に事前研修を行いました。
奄美大島の宇検村では対馬丸事件の直後、多くの遺体が流れ着き住民の手によって埋葬されました。
県は慰霊碑の建立をきっかけに奄美大島を訪ねる交流事業を開催していて今年は30人が参加します。
3日の事前研修では生存者の証言や写真資料などから対馬丸事件について学び参加者が当時の子ども達の気持ちを想像し思いを巡らせていました。
▽交流事業への参加者:
「敵からも攻められてお父さんお母さんと離れ離れになった子もいたから、怖かったんじゃないかなと思います」
奄美大島での交流事業は今月23日から二泊三日の日程で実施されます。