島根・出雲市で24日、車3台が次々と衝突する事故が後続車によって撮影された。
事故現場は見通しが良い道路で、突然の予想だにしない事故だったという。
撮影していた車のドライバーは急ブレーキをかけたことで、ギリギリ事故を回避することができた。
見通しが良い道路で…3台からむ事故
島根・出雲市の県道で24日午後5時ごろ、何の前触れもなく、車3台が次々と衝突する事故をカメラがとらえた。
砂ぼこりが巻き上げられた道路に停車する軽トラック。
事故現場の道路には、車の破片があたり一面に散らばり、ドライバーが心配そうに降りてきた。
帰宅中のドライバーが車を走らせていたその時、突然、右折しようとする白い軽トラックと前を走る黒い車が衝突した。
撮影していたドライバーによると、現場の道路は見通しがよかったという。
なぜ2台の車は衝突してしまったのか映像を見てみると、事故の瞬間、右折待ちの軽トラックの後ろから、別の白い軽自動車が追突していた。
ぶつかった衝撃で、軽トラックは対向車線にはじき飛ばされ、黒い車に衝突したとみられる。
突然の事故「予想していなかった」
予兆もなく起きた突然の事故に、撮影していたドライバーは、「ぶつかった音と、急に破片が散らばって、状況が一瞬わからなかったので。まったく予想もしてなかったですし、本当にびっくりしましたね」と話す。
また、「車間がもうちょっと近かったら、たぶん私もブレーキ間に合わなかったので」と語り、急ブレーキをかけたことで、ギリギリ事故を回避することができたという。
予測できない状況の中で起きた、車3台がからむ事故。
数秒早ければ、巻き込まれていたおそれもある。
ドライバーは、最後に「常日頃から車間距離も取って、安全運転を心がける必要があるなっていうのは実感しましたね」と話した。
(「イット!」 7月26日放送より)
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