チーズとお茶を合わせるチーズティー

中国や台湾で人気があり、2月には名古屋にもオープンした「チーズティー」のお店。『悪魔の飲み物』とも評されるこの新感覚のドリンク。その“悪魔ぶり”とは…?

2月18日にオープンした名古屋市中区大須のチーズティー専門店「フォーチュナーティーボックス」。

チーズティー専門店「フォーチュナーティーボックス」 名古屋市中区大須
チーズティー専門店「フォーチュナーティーボックス」 名古屋市中区大須
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ある休日に取材に訪れると、雨にも関わらず入店を待つ大勢の人が。いったいどこが『悪魔の飲み物』なのか、早速実際に飲んだ人の話を聞いてみると…。

女性客:

「めっちゃ美味しい、相性いい」

お店に入ってメニューを見てみると、チーズを色んな国のお茶と合わせる飲み物のようだが、なかなかの組み合わせ…。

女性店員:

「合います。私も初めて飲む前はえーと思ったんですけど、合います」

抗えない中毒性

お店のイチオシのメニューは、スッキリとした味わいが特徴の中国茶「鉄観音」を使ったチーズティー。ポイントは、岩塩だ。

これをチーズクリームに加えることで、独特の「あまじょっぱい」味に仕上がるそうだ。トロトロのチーズを鉄観音茶の上にたっぷり注いで完成。味を確かめてみると…?

(リポーター):

「あまじょっぱい、最初すごく甘いんですけど、そのあと塩のアクセントがあってすごくおいしいです」

鉄観音の他にも抹茶や紅茶など8種類のティーが選べる。しかし、この一体どこに『悪魔』が潜んでいるのか?

女性客:

「(カロリー)絶対高いよね、気にしないくらい美味しい」

別の女性客:

「くどくならないからずっと飲んでいられる。だからお腹に悪魔(笑)」

甘いティーにたっぷりのチーズとカロリーが気になるけれど…ついつい飲んでしまう、“抗えない中毒性”が悪魔的という理由。

ブロガーに聞いた「美味しいチーズティーの作り方」

そんなクセになるというチーズティーをネットで検索してみると、いろんなレシピがみつかった。

 チーズティーの作り方を紹介している、愛知県一宮市のブロガーmamiさんに自宅での作り方を教えてもらった。

イチオシは紅茶を使ったチーズティー。用意するのは「紅茶」と「ホイップクリーム」、「クリームチーズ」、そして「岩塩」のたった4種類といたってシンプル。

クリームチーズを600Wのレンジで20秒温めて柔らかくしたら、ホイップクリームと混ぜるが、ここで一つ注意しなければならないことがある。

mamiさん:
「混ぜすぎると固まっちゃって、紅茶の上にのせた時に綺麗にのらないんです」

 混ぜすぎるとチーズとティーが綺麗に分かれなくなるので、ダマができないように適度に混ぜるのが重要。

これに加えるのが先ほどのお店でも使っていた「岩塩」だが、これにもポイントがある。

mamiさん:
「1つまみ…2つまみ。研究しまして、3つまみでもダメなんです。1つまみでもダメなんです。2つまみでお願いします」

岩塩は2つまみがベスト!あとはチーズクリームを紅茶の上に乗せ、トントンとコップを叩いてチーズを平にしたら完成…だが。

mamiさん:
「これだけでもいいんですけど…ちょっとおしゃれにしたいので、抹茶パウダーです!」

手作りで重要なのは、やはり“ひと手間”

ちょっとしたひと手間で見た目も味もワンランクアップ。調理時間たった5分の手作りチーズティーの味は…?

(リポーター)
「絶妙!まろやかなチーズの甘みとちょっと苦みの部分が合わさってすごく美味しい」

mamiさん:
「いろんなもの、下(お茶)を変えていただければ、どんなものでもアレンジしていただけると思います」

悪魔的な飲み物…でも美味しい…みなさんも色々なチーズティーを楽しんでみてはいかがだろうか。

(東海テレビ)

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