きっかけはSNS

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インスタグラムのフォロワー6万人。
手掛けた家計簿シリーズ本は8作で累計30万部を突破するなど節約術の分野で今注目の主婦が松江市にいる。
づんさん32 歳 。旦那さんと子供3人の5人で暮らしている。づんさんが5年前から毎日欠かさずつけている自作の家計簿。

2018年末に発刊した「お金と時間が貯まるルール」では家計簿だけでなく日々の生活の工 夫を公開したところさらに大きな反響があった。

づんさんは鹿児島県出身、広島のアパレル業界で働いていたが  結婚を機に8年前松 江に移り住んだ。

「記録のために」と付け始めた自作の家計簿をSNSにアップしたところ出版社の目に留まり生活が一変した。約3年間でシリーズ8冊を出版するまでになっている。 

「づんさん」の家計簿

そんなづんさんの日常は「貯まる」工夫に溢にれている 。まずは気になる家計簿の付け方はというと… 。

づんさん:
レシートの買った商品を1個1個書き出していく。お店の名前、商品名、その金額。その下 に月の合計を書いていく。買い物行く時に、もうこれだけ使っているから買いすぎないようにしようという気持ちになる。 

食費や雑費など「項目ごと」に分けるのではなくレシートを「そのまま」ノートに書き写すことで手軽に取り組むことができるという。 そして、さらに大事なことは…

づんさん:
家計簿をリビングのテーブルに置きっぱなしにしている。
丁寧に仕舞い込むと、アクションが多いだけ面倒になったり、家計簿の存在を忘れてしまう から…

家計簿をつけて気づいた“勿体ない”出費

日々、家計簿をつけることで気付いた「勿体無い出費」。そこから日常生活でも、様々なことを工夫をするようになったという。

づんさん:
掃除しようと思うよりは、歩くついでに拭き掃除を良くしています。後々大変じゃないから…。
色々な洗剤を買ったりとかも必要なくなりました。

他にも、ランチはワンプレートに盛り付けることで、食後の皿洗いの際の水道代の節約にもつながるなどのアイデアを実践している。

小さな子供たちのために栄養のこともしっかり考えている。

づんさん:
野菜を少しでも取ってほしいので」野菜スムージー。身体を整えるとお金も貯まる」というのがづんさんの考えだ。

無駄な出費をなくす“ひと手間”

づんさんはにスーパーへ買い出しに出かける前に玄関近くに貼ってあるホワイトボードを撮影するのだ。

づんさん:
これはお出掛けする時に買うもの写真撮っています。
2重買いが無くなります。余分に同じものを2つ買わないために切らしてしまった食材をホワイトボードに書き込み、今何が足りてないかを常に把握できるようしにています。 

づんさんは、家計簿をつけるようなにってから日々の買い物にある“気づき”があったという。 

づんさん:
野菜の値段ってこんなに変動するんだって…家計簿をつけるようになってすごくわかるようになった。
それだけで買い物が楽しくなった。

生活に工夫をすることで月々の出費3分の2に減り、自分にも自信を持てるようになったという。 

づんさん:
目標は色々な資格をとること。相談を受けることがすごく多くて。お金のこともだが、家族のことや子育てのことだったり、悩みを抱えた人たちの相談の窓口になりたい …

単に「記録のために」と気軽な気持ちで始めた自作の家計簿 。づんさんは毎日の暮らしの中から新たなヒントを見つける。
「心豊かな生活」をモットーに。次の出版に向け執筆をつづけている。

(山陰中央テレビ)

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