東京・大田区の都立高校で激辛のポテトチップスを食べた高校生の男女15人が体調不良を訴え、これまでに14人が病院に搬送された事を受け、激辛ポテトチップスの販売会社がコメントを出した。

販売会社の磯山商事は、「本日、18禁カレーチップスを召し上がった高校生が病院へ救急搬送されたとの報道に接しました。お客様はじめ、関係各位に対し多大なるご迷惑をお掛けいたし申し訳ございません。現時点で詳細を把握できておりませんが、搬送された方、ならびに体調不良を訴えられた方の一日でも早い回復をお祈り申し上げます」とのコメントを出した。

警視庁などによりますと、16日午後1時前、大田区にある都立六郷工科高等学校で、高校1年生の女子生徒14人と男子生徒1人が激辛のポテトチップスを食べて体調不良を訴えたということです。このうち14人が、吐き気や口の痛みなどの症状を訴え救急搬送された。

いずれも意識はあるということですが、車椅子で搬送された生徒もいるということだ。

このポテトチップスは生徒が持参したもので、当時、30人ほどで食べていたとみられています。

この製品のホームページには、「辛すぎますので、18歳未満の方は食べないでください」と呼びかけられているほか、「高血圧、体調不良、胃腸の弱い方は絶対に食べないでください」「手、指にキズのある方は素手で食べないでください」「18禁カレーパウダーの袋を開封する際や、ポテトに混ぜる際は大変危険ですので飛び散らないように注意してください」などと注意喚起されていて、商品パッケージにも「18禁」と書かれていた。

販売元の会社によると、製品には激辛唐辛子として知られるジョロキアのパウダーも入っていて、これまでに食べた人からの体調不良の報告はなかったという。

(※写真は販売会社のHPより)

プライムオンライン編集部
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