宇宙ビジネスの広がりを促すカンファレンスが開かれました。

8日~10日の3日間にわたり東京都内で行われたのは、最先端の宇宙ビジネスについて議論する「SPACETIDE 2024」です。

SPACETIDEの代表理事兼CEO・石田真康さんは「宇宙ビジネスに関わるあらゆる方が1カ所に集まることによって、いろんな議論をして、そこから新しい潮流をつくっていこう」と話します。

経済産業省の発表によると、日本の宇宙ビジネスの市場規模は約4兆円で、政府は、2030年には、倍の8兆円を目指しています。

異業種の参入やスタートアップなども増え、盛り上がりを見せる宇宙ビジネス。

しかし、日本は技術力はあるものの、ビジネスに転換することが十分にできていないという課題があります。

そんな中、今回のイベントは「多様なコミュニティーが紡ぐ宇宙ビジネス」をコンセプトに開催されました。

約35の国と地域が参加し、今後、宇宙での活躍が期待される月面探査車の展示や、約50のセッションも行われました。

宇宙飛行士の若田光一さんと山崎直子さんも登壇し、宇宙ビジネスの最前線や今後について議論しました。

宇宙飛行士・若田光一さん:
企業間のコラボレーション、そして官民のパートナーシップがあることによって、イノベーションのペースがすごく格段に上がってくると思う。

宇宙飛行士・山崎直子さん:
ぜひ身近な目で宇宙を見ていただいて、そして接点をどんどんつくっていっていただきたい。もちろん自分もまた宇宙に戻りたいが、いろんな人と一緒に宇宙行けたらいい。戻れたらいい。そのための社会づくりができたらいいなと思う。

主催者であるSPACETIDEの代表理事兼CEO・石田真康さんは「宇宙産業全体としては成長産業なので、近い将来は多くの個人の方が入っていく。宇宙が個人にとって近くなる時代が、おそらく今後の成長のカギになっていくかな」と話していて、宇宙ビジネスの可能性は無限大に広がります。