選挙期間中の妨害行為が問題となる中、河野太郎デジタル大臣は3日、自身が前日に都内で行った選挙応援演説で「選挙妨害をやるやからを許してはならない」と発言した真意について「言葉の選び方は慎重にしないといけない」と述べた。
河野氏は3日、視察先の秋田市内で記者団の質問に答えた。
河野氏は2日、都内で行った都議会議員の補欠選挙の応援演説について「候補者がしゃべっているところから、何を言っているかが聞こえない。ほとんど騒音のような状況だった」と述べ、聴衆から演説中に大声が向けられた当時の状況を説明した。
自身の発言の真意については河野氏は「言葉の選び方は慎重にしなきゃいけない」とした上で、選挙運動中の妨害行為について「民主主義の基本が選挙だ。お互いが主張を聞いて議論ができる選挙にしていかないといけない」と述べた。
さらに「必要なら法律改正も議論していかなければいけない」との考えを示した。