広島市西区の道路で5月30日、強引に車線変更した「路面清掃車」による当て逃げが発生した。運転手は当時を振り返り、「一瞬のことだったので、このままだと死ぬ事故になりえるなと思った」と話している。

「死ぬかもしれない…」迫る路面清掃車の恐怖

広島市西区で当て逃げがあったのは、5月30日夜8時半ごろ。道路の一番右側を走っていた乗用車は、黄色い清掃車が左側の合流車線からどんどん迫ってきていることに気がついた。

左の車線から迫る清掃車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
左の車線から迫る清掃車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
この記事の画像(13枚)

乗用車の運転手は、「最初だんだん幅寄せして迫ってきたので。一瞬のことだったので、このままだと死ぬ事故になりうるなと思いまして…」と話す。

一瞬の出来事だったが、運転手は咄嗟に「死ぬかもしれない…」と直感したという。

運転手は清掃車との衝突を避けようと急ブレーキをかけたが、車が接触してしまい、車の部品が粉々になって道路に飛び散った。

部品が飛び散る様子(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
部品が飛び散る様子(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

運転手は事故を振り返り、「もう一瞬のことで、ミラーがバキバキ音を立てて、反対側に曲がってしまったので…」と恐怖の瞬間を語った。

撮影された映像でも乗用車側の部品が吹き飛び、双方の車が揺れる様子からも衝突は明らかな状況だ。

しかし、なんと清掃車はそのまま走り去ってしまったという。

ドライブレコーダーにはあまりの出来事に、「…オイ」とこぼす運転手の声が残っていた。

接触に気がつかなかった?

清掃車に衝突された車の運転手は、すぐに警察に通報し被害届を提出した。すると、その後の捜査ですぐに清掃車が特定されたそうだ。

さらに、清掃車の運転手本人から連絡もあったという。

相手方から連絡がきたと話す被害者(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
相手方から連絡がきたと話す被害者(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

話した内容を詳しく聞くと、「謝罪と、いくらくらい修理金額がかかったのかっていうので一応全額お支払いしますということで」と、謝罪と修理費用について話したそうだ。

しかし、なぜ清掃車が現場から走り去ってしまったかについては、説明がなかったという。

清掃車の業者は「イット!」の取材に対し、事実を認めたうえで、「接触に気がつかなかった。先方には謝罪しました」と話している。
(「イット!」 6月21日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(13枚)