史上初15日間連続の値上がりを記録

日経平均株価は先週末まで14日間続伸。
10月は一度も下げていないことになる。
週明け月曜23日も続伸でスタートしている。
昨日の総選挙で与党が圧勝したこと、先週末のニューヨーク株価もまた高くなったことを受け、本日為替が取引前に一時114円台を付けた。

23日の日経平均株価は、先週末より200円以上上昇して21,700円台でスタート。
仮にこのままの勢いが持続すると今日で日経平均が15日間続伸となる。
先週の14日連騰というのは、57年ぶりの記録だった。
それは1960年12月から1961年1月にかけて作られた14連騰という記録。

15連騰という記録は大記録なのか

当時は日本の高度成長期にあたる≪日本所得倍増計画≫が打ち出された時代。
あれから60年近く経過し、これだけ閉塞感のある日本で、当時作った記録を抜いて15連騰するということは大記録のようにみえるが、実は上昇率を考えると大したことはない。
15日間連騰ではあるが、取引時間中には前日の終値を下回って安くなる場面もあったり、上昇幅がわずか9円にとどまったこともある。

売り買いが交錯して、おとなしく過熱感のない上昇だった。
新聞も書き立てたが、世の中的にバブルのような高揚感があるかというとそれはない。
逆に言えば、過熱感がない中で15日間適度に株価が上昇してきたのは健全なのかもしれない。

酷すぎたバブルを振り返らず未来を見守る

連続上昇記録というのはどこかで途切れる。
問題は何日も連続して上がるということより、やはり株価の水準そのものが大事。

日本は、21年ぶりの株価水準に戻っているが、この「戻っている」というのが悲しい。
海外の株式市場に目を向けると、アメリカ・イギリス・ドイツ・韓国など世界的に「史上最高値」ということになっている中で、日本は「史上最高値」になるのははるか遠いことになる。
それだけバブルが酷すぎたということ。
だからこそ史上最高値こだわるのではなく、昨日より今日、今日より明日と株価が高くなっていくことを見守っていくことが大事だ。