施設の老朽化で大規模な改修が行われた秋保ビジターセンターが、5月24日、リニューアルオープンしました。秋保には近年、新たなホテルや飲食店などのオープンが続いていて、新たなにぎわいが生まれています。

24日のセレモニーには、郡市長や地元住民などおよそ50人が出席しました。1991年に開館した秋保ビジターセンターは、地区の情報発信拠点として親しまれていましたが、施設の老朽化により去年から大規模な改修工事が行われていました。

リニューアルオープンにあわせ展示内容も一新。秋保の豊かな自然を生かしたクマやイタチの剥製を間近で見られるほか、こんなものも…。

記者リポート
「こちらでは秋保にすむ26種類の野鳥の鳴き声をスマートフォンでかざすことで、聞き比べることができます」

ポイントは“鳴き声を日本語で書いてあること”。

仙台市文化観光局観光課 日下和彦課長
「なかなか鳥の声だけを最初に聞いても認識できないと思いますので、日本語で分かりやすく、きっとこう聞こえるというのを紹介している」

例えば、こちらの「ちぃーちょほいほいほい」と鳴く、サンコウチョウの鳴き声は…こんな感じです。皆さんは、どのように聞こえましたか?

仙台市文化観光局観光課 日下和彦課長
「秋保の観光や自然観察、登山などの拠点として秋保ビジターセンターをご利用いただいて、秋保を学び知り、そしてより秋保を愛していただいて、多くの方に秋保に来てほしい」

入館は無料で、開館時間は午前9時から午後4時半までとなっています。

仙台の奥座敷といわれる「秋保温泉」には、4月、全国的に高い知名度を誇る星野リゾートが進出。近年はカフェや飲食店のオープンが続いていて、新たなにぎわいが生まれています。

コロナ禍で半減した宿泊者数も、去年はコロナ禍前のおよそ8割にあたる71万人ほどに回復しました。

2014年にオープンした「秋保ワイナリー」。ブドウ畑の横にワインの試飲ができるカフェとショップを併設し、年間6万人ほどが訪れています。社長の毛利親房さんは、秋保には人を惹きつける魅力があると話します。

秋保ワイナリー 毛利親房さん
「秋保愛がとにかく皆さん強いのと、秋保って水もあれば山もあって農業もあるし、工芸をやっているとか、そこに魅力を感じた人が秋保を好きになって来ているのかなと思います」

毛利さんは、去年、秋保でともに事業を行うおよそ40社が加盟する「AKIU VALLEY協議会」という団体を設立。飲食店だけでなく農家や旅館、工芸作家など、秋保に関わる多種多様な人が横の連携を深め、秋保を盛り上げようとさまざまなイベントを行っています。

秋保ワイナリーでも今年7月にショップ内にレストランをオープンし、秋保の農家と一緒に「食」を通じたイベントで、にぎわいを作りたいと考えています。

秋保ワイナリー 毛利親房さん
「季節を通じて秋保で楽しめるコンテンツがどんどん出てくるので、秋保の魅力を発見していただけたらうれしいです」

仙台放送
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