「きのこの山」と「たけのこの里」、アナタはどっちが お好きだろうか?
約38年も続くという国民的な論争が、ついに決着をつけるべく動き出した!
もちろんご存じだろうが「きのこの山」と「たけのこの里」はどちらも株式会社 明治を代表する人気のチョコレート菓子。
そのどちらが好きか?という長年続く論争に終止符を打つため「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」がスタートした。
2月26日から7月31日まで投票を受け付ける。
きのこの山・たけのこの里 国民総選挙とは

「きのこの山」は、チョコレートの「アポロ」にクラッカーをつけるというアイディアから1975年に誕生。
そのあとを追って1979年に登場した「たけのこの里」は、チョコレートとクッキーの組み合わせ。
「きのこの山」と「たけのこの里」はどちらも大ヒット商品となり、チョコスナックという新ジャンルを切り開いたとされている。

しかし、発売以来「きのこの山」vs「たけのこの里」の争いが勃発。
実は2001年には初めて「総選挙」が行われ、政党を模した「たけのこ党」が激戦の末にからくも勝利を収めたが、論争は終わらない。
その後も様々な人気投票が実施されてきた。
●2013年には、家計簿アプリの購買データを分析した結果が発表され、「たけのこの里」が勝利。
●しかし同年、Yahoo! JAPANの検索数を比較したところ、「きのこの山」が圧勝。
●2015年には、Amazonが売上げを競うイベントを開き、「たけのこの里」が勝っている。
今回の投票は、1日1票 入力できる特設サイトと、商品バーコードを張り付けたハガキで受け付ける。
ハガキは1通20票で換算し、抽選で各党の「党員証」2000円分の「QUOカード」などが当たるという。
思わぬ「刺客」が出馬?
過去の戦績だけを見れば「たけのこの里」が有利と言えるかもしれない。
しかし今回の総選挙は「きのこ党」と「たけのこ党」に加え、これまで姿を隠し続けていた第三勢力の政党が出馬を決めている。
それは…「どっちも党」。
仲良く共存を標榜する「どっちも党」が、今まで「きのこ党」と「たけのこ党」の激論を離れて見ていた無党派層を取り込めたら、初参戦での勝利も夢ではない。
もちろん消費者がどれを選ぶのかは気になるが、なぜ今 総選挙を行うのか?
担当者に聞いてみた。
オープンな場で決着をつけます!
ホウドウキョク:
なぜこのタイミングで総選挙を行うのか?
担当者:
2001年に1回目の総選挙を行ってから、「自分は〇〇党です」など様々なお客様に拡散していただいていますが、当社では総選挙型のキャンペーンができていませんでした。
また、近頃は企業はもちろん、国政でもSNSを活用することが普通に行われるようになっています。
そこで、もともと当社も総選挙キャンペーンを行っているので、もう一度取り組もうと発起したというわけです。
ホウドウキョク:
人気投票は前回の総選挙で決着がついているのではないのか?
担当者:
前回の総選挙とは違って今回は、SNSやWebサイト上で投票数を公開します。
2001年の総選挙はクローズドだったんですが、今回はオープンなところで決着をつけるというわけです。
ホウドウキョク:
「どっちも党」というのはどこから来たのか?
担当者:
お客様からの声もあって、「きのこの山」か「たけのこの里」か、どちらかだけではない、調和を求める新しい党を今回新しく設立しました。
キャラクターのキノ・タケコも今回初めて登場しました。
当選したら映画を作る?

総選挙の特設サイト公開にあたって「きのこ党」「たけのこ党」「どっちも党」はそれぞれ、独自のマニフェストを公開。
人気1位になったらすべて実現するとしているが、「巨匠が作る映画公開」や「AIスピーカーの開発」など、本気で考えているのかよくわからないものも多い。
ホウドウキョク:
マニフェストは本気なのか?
担当者:
今のところ、すべて実現する予定でおります。
ホウドウキョク:
サイトの投票数が10億の桁まであるのだが、本気なのか?
担当者:
(笑)今回はSNSも使用し、ハガキだけでなくネット投票もあるので、今までと比較して、大きな数字が得られるのではないかと思っています。