ビットコイン 先物市場が出来ることで価格安定に期待

今日から、CME/シカゴ・マーカンタイル取引所でビットコインの先物取引がスタートした。
すでにCBOE/シカゴ・オプション取引所では先物取引がスタートしていたが、取引高が少なく流動性がなかった。CMEは通貨の先物取引では最大手なので、仮想通貨ビットコインの先物取引量が膨らんでくることが期待できる。
寄りつきは2万650ドルをつけた後、下落している。ここのところ、ビットコインの値上がりが大きかったので、こういった先物市場ができることで、価格が落ち着いてくるという期待も持てる。

プレーヤーは主に30代~40代の日本人男性

ビットコインは仮想通貨なので、金やダイヤモンドなど貴金属や宝飾品と違って現実に触ることはできない。需給関係がどうなっているかもわからない。
類似の取引という意味では、FXに近い。そこで、取引をしているプレーヤーが、FXをしている人と重複しているのではないかと言われている。FXは実は、日本人の取引が世界の過半を占めている。統計上では、プレーヤーは30代~40代の日本人男性がコアな部分を占める。ビットコインもプレーヤーは日本人が最も多い。
かつては中国人が多かったが、仮想通貨の取引所が規制の為に相次いで閉鎖された。そういう意味では、FXとビットコインのプレーヤーが重複しているのではという報告もある。

ビットコインの高騰はバブル以外の何ものでもない

かつては為替の世界では、Mrs.Watanabeというのが有名だった。今や、Mr.Watanabeなのではないか。
今年はほとんど為替が動いていない中で、ビットコインがこれだけ高騰している。考えられる仮説は、これまでFXを手掛けていた30代~40代の日本人ミスター渡邊たちが、ビットコインの相場に参加しているのではないかということ。
価格が1年で20倍にもなるというのは、バブル以外の何ものでもない。
いずれ暴落すると思っているし、これまでも実際何回も暴落を繰り返してきた。

大手の金融機関は、まだプレーヤーとして参加していない

しかし、これだけの暴落が大参事には至っていないと思う最大の理由は、大手の金融機関がまだプレーヤーとして参入していないからだ。
注意したいのは、先物の取引量が膨らんでくると、大手の金融機関やヘッジファンドが参入している証となるので、そうなったあとにビットコインの相場が急落するとなると、あらゆるところに痛手が波及することになる。

ビットコインの価格もさることながら、今後は、CMEの先物の取引量に注目していきたい。