北海道札幌市中心部で新しい宿泊施設が次々とオープンしています。新型コロナウイルスの影響で延期していたのが、開業ラッシュを迎えているんです。

 温泉にこだわったり長期滞在を意識したり、特徴のあるホテルがめじろ押しです。

 札幌中心部、北大植物園のはす向かいに8月1日オープンするのが、温泉旅館「由縁札幌」です。エントランスには北海道産のナラの木や札幌軟石を使用し、北海道らしさを演出しています。

 客室は全182室。ダブルからガーデンスイートと呼ばれる部屋まで、様々なタイプがあります。

 最上階の12階のこちらの部屋は、木をふんだんに使った和のテイストで、眼下には北大植物園の緑が広がります。さらに…。

 八木 隆太郎 アナウンサー:「なんと、客室露天風呂があります」

由縁 札幌 粂川 正 支配人:「全体的に(部屋を)木目調で作っている。小物類も北海道の作家にデザインしてもらっている。四季が楽しめる。紅葉や雪景色も楽しめる」

 大浴場は宿泊者専用で、露天風呂のお湯にはある秘密があります。

 八木 隆太郎 アナウンサー:「実はこちらの温泉、登別のカルルス温泉の源泉を汲んで持ってきてるんです」

 湯治湯として名高いカルルス温泉の湯を定期的に運ぶことで、札幌にいながら楽しめるんです。

 またレストランは炉端を意識し、北海道産食材を目の前で焼くスタイルです。ただ当面の間感染対策のため『朝食のみ』の営業で、和定食を提供します。

 八木 隆太郎 アナウンサー:「『ほっけのひつまぶし』おいしい!」

 由縁 札幌 小野寺 貞徳 料理長:「食材は北海道のものにこだわっている。自ら産地に行き直接仕入れている。生産者の気持ちを客に伝える橋渡しをしたい」

 コロナ禍で、予定より半月遅れて札幌中心部に誕生する温泉旅館。観光客が戻らない中でのスタートとなります。

 由縁 札幌 粂川 正 支配人:「料金はビジネスホテル並みに設定。若い人や外国人の客にも宿泊してもらいたいので、ハードルの低い料金を設定した」

 札幌中心部では、2020年1月から2021年1月までの間に新しい宿泊施設が13軒オープンします。

 オリンピックや北海道新幹線の札幌延伸を見据えた動きですが、新型コロナウイルスが直撃した形となりました。

 そして8月1日、円山地区にも個性的なホテルがオープン。あるものが、ないんです!

 札幌市で宿泊施設の開業ラッシュが続く中、円山地区でも8月1日、新たなホテルがオープンします。

 築32年のマンションをフルリノベーションしたこちらのホテル、落ち着いた照明に木目調のカウンターなど、スタイリッシュな空間が広がっています。

 新崎 真倫 記者:「こちらは受付をするロビー。スタッフは1人も常駐せず、こちらのタブレットを使って自分でチェックインします」

 フロントスタッフは常駐しない「無人ホテル」。人との接触をしないことで、新型コロナウイルスの感染拡大予防にも配慮しています。

 客室は約30室。スタンダードルームの他、ドミトリールームなど旅のスタイルに合わせて選べます。

 新崎 真倫 記者:「ほぼ全ての客室に炊飯器などの家電やキッチンがついていて、長期滞在にも対応できます」

 コンセプトは「暮らすように旅するホテル」。必要な設備がそろっていて、客室はそのまま生活したくなるような空間が広がっています。

 インバイト 相良 隆記さん:「中心部のホテルはダブルなどの間取りが多い。ここは、4人部屋や最大10人部屋を用意。円山のオシャレな住まいをコンセプトに、長期滞在でも落ち着いて過ごしてもらえる」

 様々な特徴を備えた宿泊施設が札幌の街に誕生しています。