今日9月7日は蒸し暑い1日になり、東京などでは湿度が100%になるところもあった。するとTwitterなどでは、天気予報を見て「湿度100%って水中と同じ?」と疑問を呟く人が続出。

東京が水中に沈んでいたら大問題になっているはずなので、そんなことはないのだが…。

「湿度100%」とは一体どんな状況なのか?
フジテレビ・三井良浩気象予報士に教えてもらった。

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教えて三井さん!

――湿度100%ってなんですか?

湿度100%とは「空気の中に持ちこたえられる水分量が100%になった状態」のことです。
空気が含める水分の量は温度によって決まっていて、気温が高いほど水分量は多くなります。


――つまり湿度100%はどういう状態?

「雲」の中は基本的には湿度100%です。
100%を超えた水分は空気の中に保てなくなり、ホコリなどに付着して「雲粒」になろうとします。

この「雲粒」がだんだん大きくなってくると「雨粒」になり重力によって落ちてきます。
これが「雨」です。

ちなみに、ホコリも何もない綺麗な空気中だと雲粒になれず「過飽和」という状況になります。

「雲」と同じ状況なのが「霧」です。
「霧」と「雲」は、中にいるのか、外から見ているのかという違いしかないんです。


――お湯を沸かしたヤカンの口の先は湿度100%?

う~ん…ヤカンの先に湯気が出ているところだけ調べれば「たぶん」湿度100%でしょう。
でも全体で見たら100%になっていないと思います。

――じゃあ、お風呂場は湿度100%?

お風呂場は特に難しい。
湿度100%になるとは言い切れません。


――だったら雨が降るときは湿度100%?

雲の中は100%ですが、地上は100%じゃないこともあります。


――じゃあどういうとき湿度が高くなる?

関東地方は、夏の太平洋高気圧に覆われてる時期に湿度が高くなります。
逆に日本海側は冬に湿度が高くなります。
これは、海から吹く風が湿気を含んでいるからです。

なので「海の近く」「島」、あと年間降水量が多い場所は湿度が高い傾向にあります。
やっぱり降水量が多い屋久島などは湿度が高いですね。

記事 4300 プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。