瓦礫とケガ人…爆発直後の現場は騒然

福島・郡山市で道路一面に散乱した瓦礫。その先には骨組みがむき出しになった建物。

現場には規制線が張られ辺りは騒然となり、「ケガ人の方いませんか?ケガ人の方!安全なところに避難してください」という男性の声が響いていた。

7月30日午前9時ごろ、福島県郡山市の中心部で起きた爆発事故。

現場前の通りにはさまざまな店舗が立ち並び、少し離れた場所には公園や学校病院などの施設もあるエリアだ。

爆発が起きたのは、全国展開する「しゃぶしゃぶ温野菜」の郡山新さくら通り店。

建物は屋根や外壁が吹き飛び、鉄骨の骨組みだけの状態に。辺りは散乱したガラスや瓦礫で地面が埋め尽くされていた。

爆発前の写真と比較すると、建物が原形をとどめていないことが一目でわかる。

爆発直後の現場近くには、呆然と座り込む人やケガをしたとみられる人たちの姿があった。この爆発で内装工事の現場責任者・古川寛さん(50)が遺体で発見され、18人が重軽傷を負った。

現場の店舗は、新型コロナウイルスの影響で4月から休業し、店内では改装工事が行われていた。近く営業を再開する予定だったという。

近くの高校や住宅の窓ガラスも粉々に

建物を吹き飛ばした今回の爆発。一体どれだけの衝撃だったのだろうか?

近所の男性A:
ドンと来て、同時になにか頭に当たったような感じ…

近所の男性B:
爆弾と同じだ。すごい音だよ

付近の高校では、衝撃で窓ガラスが割れ辺りに散乱。当時、教室では多くの生徒がテストを受けていて、中にはガラスが体に当たった生徒もいたが、大きなケガはしていないという。

教室に散乱した割れた窓ガラス

高校の生徒A:
心臓に響くような音がしました

高校の生徒B:
テスト中で急にバン!という音がしてすごく怖かったです

高校の生徒C:
とても揺れて怖かったです

爆発地点から約200m離れたところに住む男性に家を案内してもらうと…

近所の男性B:
爆風でサッシがやられちゃった

2階の窓は爆発が起きた店舗側に向いていないが、爆発の衝撃で窓ガラスが粉々に。

男性B:
こっちやられちゃった。全部割れちゃった。ひとつひとつの片付けて、今晩寝られるくらいにしとかないと。もう心臓がドキドキで…

爆発の原因は調査中 ガスボンベが関係?

福島テレビがJR郡山駅前に設置している情報カメラは午前9時前、その爆発音を捉えていた。

爆発した店舗から約4km離れた地点にまで届いた爆発音。一体何が爆発の原因となったのだろうか?

消防担当者:
(現場にあったのはプロパンガスの)50キロボンベで6本。そのうちの3本が爆発したのではないかということで

消防は、プロパンガスのボンベ3本のガスが漏れている状態で見つかったことから、これが爆発した可能性があるとの見方を示した。

そして午後5時半すぎ、「しゃぶしゃぶ温野菜」の運営会社が会見を開いた。

運営会社の会見者:
ガスの元栓も店長の話では完全に締めていたと聞いています

ーーガス漏れがなぜ起きたのかははっきり分からない?

運営会社の会見者:
わかりません。すみません

(「Live News it!」7月30日放送分より)