2年連続同じ楽曲「Lemon」が総合1位の快挙!

2018年のBillboard JAPAN(ビルボード ジャパン)で総合1位となった米津玄師さんの「Lemon」が、12月6日発表された2019年のBillboard JAPANでも総合1位を獲得した。

Billboard JAPANのヒットチャートは、CDの売り上げやダウンロード数などを総合したモノで、去年の紅白出場が大きな話題となり、動画再生数が伸びたとみられている。

 
 
この記事の画像(7枚)

同じ楽曲が2年連続で1位を獲得したのは日本はもちろんアメリカのBillboardでも初めてのこと。

トップ10を見てみると、2位にはあいみょんが歌う「マリーゴールド」。3位には紅白初出場を決めたOfficial髭男dism(オフィシャルひげダンディズム)の「Pretender(プリテンダー)」と続いている。

 
 

【Billboard JAPAN HOT 100 of the Year 2019】トップ10

1位「Lemon」米津玄師
2位「マリーゴールド」あいみょん
3位「Pretender」Official髭男dism
4位「白日」King Gnu
5位「馬と鹿」米津玄師
6位「まちがいさがし」菅田将暉 (作詞・作曲:米津玄師)
7位「パプリカ」Foorin (作詞・作曲:米津玄師)
8位「今夜このまま」あいみょん
9位「U.S.A.」DA PUMP
10位「宿命」Official髭男dism

 
 

ビルボードトップ10のうち4曲が米津玄師の楽曲

注目すべきなのは、5位の米津玄師さん「馬と鹿」、6位の菅田将暉さん「まちがいさがし」、子供達に大人気で紅白初出場のFoorinの「パプリカ」が7位に入るなど、米津玄師さんの作詞・作曲した楽曲が4曲も入っていること。

 
 

“米津ソング”は なぜこれほど愛されるのか?

米津さんの曲がなぜこれほど愛されるのか?街で聞いてみると…

30代女性
ちょっと日本離れした感じが私はしたんですけど…

20代男性
ミュージックビデオとかも独特な世界観がスゴイなと思って…

20代女性
耳に残りやすいメロディーがどういうものか知っている感じがしますね

 
 

――米津玄師さんの良さは?

年配女性
きれいな声がやっぱり印象に残りますね

母親と一緒の30代女性
Lemonにしても若い子向けだったりするけど、ドラマにも使われているから“老”も知っているし(笑)

と母親の方を指していた。

流行に敏感な若者から、人生の大先輩までが太鼓判を押す米津玄師さんの「声」や「メロディー」。

では「パプリカ」などの他のアーティストに提供したいわゆる“米津ソング”が人気のワケは?

――米津玄師知ってる?

3歳児
うん しってる。♪パプリ~カ~ はながさい~た~ら

 
 

3歳児の母親
まさか「Lemon」から「パプリカ」みたいな子供が好きな曲を作るなんて思ってなかった。いろいろな分野のファンを新たに獲得されているのかなという感じはします

“米津ソング”が愛される理由は老若男女を網羅した「守備範囲の広さ」のようだ。

(Live News it! 12月6日放送より)