フジテレビ報道局ネット取材部は、事件、事故、災害や話題のネタなどニュースになる事案について、SNSを中心としたネット媒体を通して取材している。
Yahoo!の検索キーワードやGoogle急上昇ワードのランキング状況を俯瞰で見ながら、この1週間に注目を集めたニュースを見ていきたい。

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今年も話題を呼んだエイプリルフール

4月1日(日)、エイプリルフールからスタートした1週間。
前日の3月31日(土)に、この「エイプリルフール」がキーワードでランクインするほど、「ことしはどんなネタが投稿されるのか?」と注目を集めた。

今年は、ファミリーレストランの「ジョナサン」がブランド名を「ジョナちゃん」に変更したり、牛丼チェーンの「吉野家」が4月末で「牛丼」の販売を終了して「鶏丼」の販売を開始すると予告。

「マクドナルド」は、販売しているアイスクリーム商品「マックフルーリー」のスプーンを、“アーサー王伝説”に登場する聖剣「エクスカリバー」に変更し、“選ばれし王たる勇者にしか、このスプーンは引き抜けません”とあおった。

スポーツ界では、サッカーJリーグのセレッソ大阪に所属する元日本代表・柿谷曜一朗選手が、プロバスケットボール・B.LEAGUEの大阪エヴェッサに期限付き移籍を発表したり、プロ野球のオリックス・バファローズの金子千尋投手がサッカー選手に転向を発表、など多種多様なネタがあった。

エイプリルフールのネタは、その内容次第で企業の価値を高めることもあるが、逆に下げてしまうこともある。
過去には、Googleや映画情報サイト「映画.com」が投稿したネタに「やりすぎ!」との批判が集中して炎上、その結果、謝罪に追い込まれたこともあったが、2018年は自社の株価に悪影響を出してしまった企業があった。

アメリカの電気自動車メーカーの「テスラ」だ。
「テスラ」のCEO(最高経営責任者)であるイーロン・マスク氏は、エイプリルフールに「残念ながら経営破綻した」などと書き込み。
ただ、今回はタイミングが悪かったようで、3月に主力車種のリコールなどの影響で株価が大きく下落しているところに、笑えないジョークを投稿したことに投資家が敏感に反応。
共同通信によると、投稿翌日の同社株価が5%以上も下落する事態を招いてしまった。

各企業や有名人には、内容の面白さはもちろん、そのネタが及ぼすであろう反響までも慎重に考えていく必要性が求められている。

オオタニサンの大活躍は検索結果でも・・・

また、大リーグ・エンゼルスの「大谷翔平」選手も注目を集めた1週間になった。
4月2日にアスレチックス戦に投手として先発登板、6回3失点で大リーグ初先発を白星で飾った大谷選手は、打者としても、4月3日・4日・6日に3試合連続のホームランを放った。中継した米実況も「OHTANI-SAN did it again!(オオタニさんがまたやってくれた!)」と大興奮するバッティング。
大谷選手の名前は、4月2日、4日、7日にYahoo! 検索キーワードランキングでベスト10入りした。
スポーツ選手の名前が、1週間で3度もランクインすることは珍しい。

大谷が初ホームランの時に受けたメジャー恒例の祝福スタイル「サイレント・トリートメント」、3試合連続ホームランを放った時に対戦した2017年のサイ・ヤング賞受賞投手の名前「クルーバー」など、関連ワードもランクインし、大きな話題になっている。

そんなエンゼルス大谷は、9日早朝にアスレチック戦でメジャー2戦目、本拠地では初の先発マウンドに立ち、勝利投手に。
7回1死まで1人のランナーも出さないパーフェクトピッチングで、最終的に7回を1安打無失点、毎回の12奪三振の内容は圧巻だった。

打者として3試合連続本塁打、投手として2勝目を手にした大谷。
日刊スポーツの記事によると、投手で1勝、打者で3戦連発を記録した1930年のベーブ・ルース超えの偉業を達成したという。
次から次へと想像を超えた大活躍を見せる「世界のオオタニサン」からは今後も目が離せない。

銃撃事件でフェイクニュースが拡散

その他の気になるキーワードだが、1日には、芸能活動休止を発表した俳優の坂口憲二さんと、その理由とされた、聞きなれない「特発性大腿骨頭壊死症」という難病の病名がランクイン。

2日には、電撃婚を発表した「LiLiCo」さんに、新年度初日ということで「新社会人」。

3日は、仮想通貨交換業者のコインチェックを子会社化するとの報道が出たインターネット証券大手の「マネックス」。

4日には、銃撃事件のあった「YouTube本社」がランクインした、YouTube銃撃事件では、虚偽の容疑者情報を写真つきで拡散させる行為、いわゆるフェイクニュースも問題に。

5日には、京都府舞鶴市長が大相撲・春巡業での土俵上であいさつした時に「くも膜下出血」で倒れ、応急処置するために女性が土俵上に上がったことが、「女人禁制」をうたう伝統と人命救助の観点から議論を呼んだ。

6日には、日本アニメ−ション界の巨匠である「高畑勲」さんの訃報。

7日には結婚を発表した人気お笑いコンビ、バナナマンの「日村勇紀」さんと元NHKアナウンサーの「神田愛花」さんと、今シーズン2度目の先発で4回途中無安打ながら8四死球を与えて途中降板した日本ハムファイターズの「斎藤佑樹」選手の名前もランクインしていた。

次回のランキングでも、大谷選手の名前が連日ランクインするのか注目したい。