全国の小中学生が考えた「発明くふう展」で
山形県鶴岡市在住の小学4年生 若生 結愛(わこう ゆまな)さんが、銀メダルにあたる発明協会会長賞を
受賞しました。

結愛さんが発明したのは「ペットボトル手指運動」
写真手前にある、ペットボトルの口がたくさん並んでいるのが「練習機」
蓋と口に○▲×などの記号がついていてパズルのように組み合わせて、まずは指の筋肉を鍛えます。
その奥にある動物の絵がついたものとセットで、高齢者の指の運動を、楽しく鍛えられる装置です。

この発明の陰には結愛さんのある思いがありました。

「人の役に立つものをたくさん作って、誰でもいつまでも元気に暮らせるようにしたい・・・」

結愛さんは、小さいころから“モノづくり”が大好き
母親のひろ子さんいわく、いつも気が付くと楽しそうに生き生きと何かを作っていたようです。
結愛さんは、これまでも数々の発明をしてきました。これはおととし製作した「植物への自動水やり器」

目盛のふってあるペットボトルの蓋に1センチくらいの穴をあけ、水を入れてトレイに逆さにしてセット
植物が必要とする分だけ水が出る仕組みとなっています。

今回、発明協会会長賞を受賞した「ペットボトル手指運動」は、高齢者向けの介護リハビリ装置。
なぜ、小学4年生の結愛さんが介護リハビリ装置を発明するに至ったのか?
結愛さんの母が勤務するデイサービスセンターでのボランティア活動中に思いついたのです。

結愛さん
「人間は歳を取ると若い頃と違って思うように体が動かなることを知りました。
手の力がよわくなればご飯を食べることも、服を着ることもできなくなってしまいます。
何か運動することで、いつまでも元気で暮らせるのではないかと思いました。」

こうして生み出されたのが今回の「ペットボトル手指運動」
お年寄りが、指の筋肉を鍛え機能回復に繋がっていければという思いで考案した。

動物の絵柄のついたかわいいペットボトルの。その蓋を開けるとセンサーが反応して泣き声が聞こえる楽しい仕組み。かわいい動物の鳴き声を聞きたくて、ついつい、蓋を開け閉めしてしまう!!と、いうものだ。

実際にデイサービスに通う高齢者に試作品を試してもらうと・・・

「使っていてとても楽しい!最近では家でもジュース1本開けるのも家の人にやってもらっているから
自分で開け閉めするのはとても運動になる!!」
「たまげたわ!!こんな発想は誰にも真似できないわ!!」と、評価も上々。

結愛さんの頭の中には、次々と新しいアイデアが浮かんでいるようです。
「困っている人がいたら発明で助けてあげたいし、発明で小さい子供の世話もしてあげたい。
誰かの役に立つものをこれからも作っていきたい」

小さな発明家の今後が楽しみです!