急速に普及が進むAI=人工知能について国連総会で初めての決議が採択された。

決議は持続可能な開発に向けてAIの安心と安全、信頼を高めていくことへの決意を示すもので、各国に対し個人情報の保護やリスク管理の仕組みづくりなどを呼びかける内容となっている。

アメリカ主導のもと日本や中国など100か国以上が共同提案国として加わり、21日に国連総会で採択された。

AIについての決議が採択されるのは今回が初めてで、国連総会の決議に法的拘束力はないものの、主導したアメリカは「国連総会はAIが我々を管理するのではなく、我々がAIを管理することを選択した」と意義を強調している。