島根県内で29例目となる新型コロナウイルス感染者が新たに確認された。出雲市在住の50代の男性で感染経路は分かっていない。島根県が27日深夜、緊急会見を開き発表した。

感染が確認されたのは出雲市在住の50代の男性で、今月25日から発熱があり、27日に医療機関を受診しPCR検査を受けた結果、陽性が確認された。男性は軽症で、28日感染症指定医療機関に入院する予定。県によると男性は島根県内の事業所に勤める会社員で、一人暮らし、持病の有無は今のところ分かっていない。現時点で県が把握している男性の行動履歴は、21日から23日まで福岡県内の親戚宅へ車で一人で移動して滞在。24日は職場に出勤し、25日、26日は発熱のため、自宅療養した。男性は今月出雲市で感染が確認された25例目の女子大生や、26~28例目の雲南市職員との接触はなく、感染経路は不明。県は男性の詳しい行動履歴を調査し、濃厚接触者を速やかに調べると共に、PCR検査を幅広く進めていくとしている。島根県の丸山知事は会見で、今月県内で出雲・雲南両市で合わせて5人の感染が相次いでいることを受け「経済との両立を図る状況の中で、ある程度感染者が出ることは避けられない。県内で2つ目の波が来ている」とし、またその多くが県外との往来が発症前に確認されていることから、近く県民にメッセージを出したいとしている。