地元で生産・収穫している地元産品のお礼の品総合人気ランキング

ふるさと納税の総合サイト『ふるさとチョイス』を企画・運営する株式会社トラストバンクが、2017年7月1日から12月15日までの約6カ月間を対象にした「2017年下半期人気ランキング」を発表した。

まず、地元で生産・収穫している「地元産品のお礼の品」の総合人気ランキングは以下の通り。



■2017年下半期ベスト10
<地元で生産・収穫している地元産品のお礼の品総合人気ランキング>

【1位】高知県四万十町
四万十うなぎ蒲焼き3本セット 12,000円

【2位】宮崎県都農町
PREMIUM PORK尾鈴豚(ハム・ソーセージ等) 10,000円

【3位】山形県新庄市
新庄産はえぬき 10,000円

【4位】鹿児島県志布志市
鹿児島黒牛ロースステーキ200g×2枚 10,000円

【5位】佐賀県太良町
かねひろの黒酢みかん 10,000円

【6位】北海道池田町
牧場の生ソフトクリーム18個 10,000円

【7位】福岡県宗像市
お米で育てたむなかた牛 塩もつ鍋セット(牧場直送4人前) 10,000円

【8位】和歌山県有田市
デコポン 10,000円

【9位】高知県須崎市
安和ポンカン 5kg  8,000円

【10位】北海道根室市
エゾバフンウニ塩水パック70~80g×2P 10,000円

(以上は申し込み件数をもとに、独自基準でトラストバンクが選定したもの)

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1位となった高知県四万十町の「うなぎ」は、日本最後の清流と言われる四万十川の地下水を使い、水質・温度・餌にこだわり大事に育てられたものだという。

2位の宮崎県都農町の「PREMIUM PORK」は、こだわりの飼料を使い、ひと月ほど肥育の期間が長い独自の方法で育てた豚。

3位は、山形県新庄市の「新庄産はえぬき」で、米の食味ランキングで最高位の「特A」を22年連続獲得した全国トップクラスのお米だという。

「ふるさと納税の使い道」で考える寄附金額ランキング

ふるさと納税は、都市部に集中している税金の一部を地域に移すことで、地域間の税の格差を是正するために始まった制度だが、自治体によっては返礼品の豪華さを競うようになっているなど問題点も指摘される。

トラストバンクでは、ふるさと納税を通じて地域が活性化されることを目指し、「ふるさと納税の使い道」から寄付先を選ぶことができる「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」に注力しているといい、そのランキングも発表している。



■2017年下半期ベスト10
<寄附先となる自治体を選ぶ『ガバメントクラウドファンディング』寄附金額ランキング>

【1位】広島県神石高原町
奪われる命が多い年末こそ、 あなたのご支援が必要です

【2位】東京都墨田区
【第11弾】すみだ北斎美術館開館1周年記念イベントを支援しよう!

【3位】東京都文京区
命をつなぐ「こども宅食」で、 1000人のこどもと家族を救いたい!

【4位】岡山県吉備中央町
引退したサラブレッドにセカンドキャリアを!サンクスホースプロジェクト

【5位】佐賀県
子供達に”不治の病”を発症させない「ワクチン開発」への挑戦

【6位】佐賀県
難病と闘う子供達「毎日の治療」に伴う痛みを和らげるため、 研究にご支援を

【7位】石川県輪島市
本地震で壊れた陶器を「金継ぎ」で甦らせる!“復興への想い”を込めた器で、 被災地同士の絆と未来をつくりたい

【8位】東京都墨田区
「音楽の力で人とまちを元気に」プロジェクト

【9位】宮城県名取市
サイクルスポーツセンター再建プロジェクト!温泉の魅力で被災地閖上の賑わいを取り戻したい!

【10位】佐賀県
平成29年九州豪雨 災害支援活動にご協力をお願いします

ふるさと納税の「寄付金の使い道」に対する注目度は、これまでよりも高くなっているという。

広島県神石高原町の犬の殺処分をゼロにする活動や、東京都墨田区の「すみだ北斎美術館」の魅力発信などはこれまでも寄付を募っていたが、そうした「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」のプロジェクトは2016年には66にとどまっていたという。

それが、2017年に入って、様々なプロジェクトが開始され、100以上が立ち上がったという。

たとえば、東京都文京区の貧困家庭を支援する「こども宅食」プロジェクトや、石川県輪島市が実施した輪島の伝統工芸と熊本県の復興を支援するプロジェクトなどがそれだ。

ふるさと納税は、寄付する人の意思を、行政に直接反映できる制度でもある。寄付の御礼として、地域の特産品を手に入れるのもいいが、「ふるさと納税」の本来の趣旨に立ち返り、「使い道」で寄付する先を決めるケースがますます増えていくかもしれない。