東京電力ホールディングスは、4回目となる福島第一原発の処理水の海洋放出を28日午前11時11分に開始したと発表した。
2023年度最後となる4回目は、約7800トンの処理水を大量の海水で希釈し17日間かけて海へと放出する。
2023年度、東京電力はタンク40基分、約3万1200トンを4回に分けて海に放出する計画で、これまでの3回の放出で周辺海域でのトリチウム濃度などに異常は確認されていない。
東京電力は、2024年度は処理水約5万4600トンを7回に分けて、1回約7800トンずつ放出する計画案を明らかにしている。