日本政府観光局は21日、2024年1月の訪日外国人が268万8100人だったと発表した。
能登半島地震により東アジアを中心に訪日旅行への影響が一部見られたが、前の年の同じ月の約1.8倍となり、コロナ禍前の2019年1月の268万9000人とほぼ並んだ。
国・地域別で見ると、1月に最も多く日本を訪問したのは韓国で85万7000人、次いで台湾で49万2300人、3位は中国で41万5900人、4位は香港で18万6300人の香港、5位が13万1800人のアメリカとなっている。
2019年1月に比べると、台湾、シンガポール、フィリピン、オーストラリア、アメリカなどは大幅に増加していて、10の国と地域では1月として過去最高を記録した。
一方中国からの旅行者は、航空便の回復が遅れていることなどを背景に、2019年1月に比べて、半分ほどになっている(2019年1月75万4421人→2024年1月41万5900人)。