FNN「Live News days」では、子どもの性被害について、23日からシリーズでお伝えしていく。

ツイッターで意見を募集したところ、「自分も小学生のころ、先生にわいせつな行為をされたが言えなかった」といった声が多く寄せられた。

国際政治学者の三浦瑠麗さんも、中学生の時に性被害に遭ったが、当時、誰にも打ち明けられなかった。

今、親となった三浦さんに、もしわが子が、性犯罪の被害者になってしまったら、どう向き合えばいいのか聞いた。

三浦さん「大切な人にほど言いたくないもの。こういうことって。話してくれること自体が、すごく奇跡的なことと考えたほうがいいかもしれない」

三浦瑠麗さんは、14歳だった1995年、学校からの帰り道で性被害に遭った。

数人の男たちに突然、車に引きずり込まれた。

しかし、三浦さんは、自分の身に起きたことを、母親にも誰にも言えなかった。

(その時の気持ちは?)

三浦さん「自分に生じた被害をなかったことにする防御反応が働く。母親を心配させたくないとか、普通の子が思うようなことだと思う」

すぐに母親に言えなかったのには、もう1つの理由があった。

“被害に遭ったことを責められるのではないか”と考えてしまった。

そんな心を解きほぐしたのが、大学で出会い、のちに夫となる清志さんの言葉だった。

三浦さん「女の子だったり、若かったり、そこらへんを歩いていたり。偶然なんだけど、目をつけられたっていうのは、理由がないわけではない。でも、それが私が悪かったのかというと、違うよねって。そういう当たり前のことを言ってくれる人っていうのはいなくて」

現在、小学校低学年の娘を持つ母親となった三浦さん。

娘の身に何かが起きたときに気づけるよう、普段から心がけていることがある。

三浦さん「親は、自分が子どもに対して、よくわかっているという自信があるので、(子どもに)何か異変があったら、気づくはずだと(親は)思う。(子どもも)親に察してくれって、本当は思っているけど、親も違う人間だから、言わなきゃわからない。『説明されなきゃわかんないよ』と言っておくと、子どもは言っていいんだなと思う」

「気をつけていても、もし、子どもの身に不幸なことが起きてしまったら」

自身の体験をもとに、三浦さんはこう考える。

三浦さん「しっかり抱き締めてあげて、『大丈夫、大丈夫』って、まず語りかけること。わたしがついてるから大丈夫っていうことですね。人生には、いろんなことが起きるけれど、愛で包むってメッセージを届けるというふうに収れんさせることで、わからないことも、わからないままに、小学生の頭の中に残っていて、いつしかもっと深く理解するのでは」

三浦さんは、「人生は、時として不幸なことが起きてしまうものだけれども、もし被害に遭ってしまったとしても、大事なのは、その子のその後の人生をどうやって幸せにしてあげるかということなのでは」と話していた。

そして、子どもには「大丈夫、いつも味方だよ」と、繰り返し伝えてあげてほしいと言っていた。

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