自民党の政治刷新本部に設けられた、派閥の政治資金パーティー事件を受けた課題別の検討チームが13日、始動した。
政治刷新本部に設けられた作業チームは政治資金規正法など政治資金に関する法整備を検討するチーム、自民党の党則等の見直しを検討するチーム、党のガバナンス強化を検討するチームの3つ。
政治資金規正法改正に関するチームは、政治資金パーティー券の購入上限額や購入者名公開の基準額の見直し、いわゆる連座制を含め違反行為に関する政治家本人の責任強化などを検討する。
党則等の見直しに関する作業チームは、政治資金に関して違反行為があった議員や政策集団への党としての処分の強化などを検討する。
もう1つのチームである党のガバナンス強化に関する作業チームは、派閥解消後の人事のあり方や新人議員の育成などに関して検討する方向で、14日に始動する。
(フジテレビ政治部)