顧客の預金残高などの情報を漏えいしたとして不正競争防止法違反の罪に問われている百十四銀行の元行員の男2人に対し高松地裁は7月21日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは高松市に本店を置く百十四銀行の元行員、横井良亮被告と野網誠人被告です。

判決によりますと、横井被告は百十四銀行東大阪支店に勤務していた2018年12月から2019年6月にかけて野網被告からの依頼を受け銀行のタブレット端末から顧客の預金残高などの情報を入手し、野網被告に漏らしたものです。

7月21日の判決公判で近道暁郎裁判長は「銀行の信用が損なわれたと言え、被害結果は小さくない」と犯行の悪質性を指摘した一方、2人が反省の態度を示し一部の被害者と示談を済ませているなどとして横井被告に懲役1年、執行猶予3年、野網被告に懲役8カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。