1月30日、フィリピンで逮捕された特殊詐欺容疑の日本人の男ら8人が、成田空港に到着した。彼らの役割は、うその電話のかけ子だったとみられており、このグループによる被害総額は数千万円にものぼっている。

8人が成田空港に到着

1月30日、特殊詐欺に関与した疑いで逮捕状が出された男ら8人が、捜査員に連れられて成田空港に到着した。

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移送されてきた容疑者らは、カメラを見てうつむいたり、顔を隠している。
外に目をやる者や、堂々と前を向いて歩く者もいた。

男たちが拠点にしていたのは、フィリピンだ。

2020年、現地の警察がアジトに踏み込むと、ホワイトボードには「新規」や「箱売目標」といった文字が書かれていた。犯行に使われたとみられる、詐欺マニュアルも見つかった。

うその電話をかけていた

1月31日午前、警察が公開した押収品。
神奈川・加賀町署にはパソコン12台、電話機20台がずらりと並べられた。

8人の役割は、特殊詐欺でうその電話をかけていたとみられている。

このグループによる被害は全国で起きていて、被害の総額は数千万円。
警察はほかにも余罪があるとみて、調べを進めている。
(「イット!」 1月31日放送より)

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