時間と場所を自由に選択できる働き方

入り口を入るとアップテンポのBGMに、おしゃれなウッド調の空間。
一見、カフェのようだが、そこにはパソコンに向かい作業する人や打ち合わせをする人が。
このオフィスのポイントは「ABW」。

トリドールホールディングス

トリドールホールディングス 鳶本真章執行役員CHRO:
『ABW』の考え方の根底は、仕事に合わせて時間と場所にとらわれず、自分で場所を決めて働くこと。

大手うどんチェーン「丸亀製麺」などの飲食店を運営するトリドールホールディングス。

「丸亀製麺」

全世界に1,700店舗、2万人もの従業員を抱える大手外食チェーンが取り組んでいるのが、ABWの考え方を導入したオフィス環境の改善。
ABWとは、「アクティビティー・ベースド・ワーキング」の略で、時間と場所を自由に選択できる働き方のこと。

鳶本執行役員CHRO:
自由な発想をもたらす会社になるというところで。今まで会社に来て、この場所で仕事しないといけないというのではなく、この業務はどういうところで仕事をするべきなのかを従業員自身が考えるために、フリーアドレスを設定しました。

鳶本執行役員CHRO

とは言っても、ただのフリーアドレスではない。

鳶本執行役員CHRO:
ほとんどオフィス家具を置いていなくて、リビング家具とかカフェにある家具を置いています。

社内を見渡すと、家のリビングのようなソファやクッション、カフェのような雰囲気のエリアなど。

窓辺でくつろいだり、ソファで打ち合わせ、寝転びながら意見交換も

鳶本執行役員CHRO:
コミュニケーションは、固い場所というよりも、少し心が安らぐ場所で行ったほうが、より本音が出たり、新たな発想が生まれる。

社員は、自分のするべき業務に合わせて、働きやすい場所を選択する。

社員:
頭の発想がすごく豊かになったと感じるし、ほかの部署の方々も一緒になりながら情報を拾ってくるとか、こちらから情報を出して何か役に立てていただけているというところは実感しています。

社員

時にはこんな場所でも...

鳶本執行役員CHRO:
寝転びながら人としゃべることで、今まで思わなかった発想とかがあって、それを書き込みながら自分の仕事に生かしていく。

少し休んで脳をリフレッシュすることも業務

シエスタルームも完備。
生産性を高めることにおいて、ずっと机に向かって仕事をしているのではなく、少し休んで脳をリフレッシュするということも業務だという。
働く場所を変えたり、時には少し休むことで頭が切り替えられて、生産性アップにつながっている。

鳶本執行役員CHRO:
『ABW』は集中と緩和が重要なので、従業員が円滑にしゃべれるようなスペースと同時に、集中できるスペースを分けている。

落ち着いた雰囲気のスペースがある一方で、集中できる仕掛けも。
仕切りのないオープンスペースのデスクの真ん中に植物を設置することで、向かい側との壁をつくり、集中力をアップさせる。

鳶本執行役員CHRO:
ここに植栽があることで、ある意味向こうとの壁ができるので、集中したいときはここで集中できる。

ABWの考えを取り入れたオフィス改善。
その効果は...。

鳶本執行役員CHRO:
今まであまりとれていなかった部門間のコミュニケーションも起こっているし、自分の仕事をどうすればいいのかっていう発想に基づいて誰をどう巻き込んでいくのかというふうに変わってきているのかな。

(「Live News α」12月16日放送分)