今月18日「食パン薄切り選手権を一人で開催してみた」のコメントと共にTwitterに投稿され、たちまち話題になった超薄切りの食パン。1斤のパンが一体何枚切りになったかというと……

ペラペラがズラリ。(写真:じゅん@おぐべー(@j_buriburi)さん)

「結果47枚に切れました。自己ベスト更新です!」

"食パン薄切り選手権"なる何ともニッチな競技に挑んだのはじゅん@おぐべー(@j_buriburi)さん。
実はじゅんさん、千葉県・流山市にある「小倉ベーカリー」というパン屋さんの店員さん。お店の手動スライサーを「2㎜」に設定して、ここまで薄~い食パンを切り出したという。

光が透けるパン、新感覚。

47枚切りの食パン…たとえば6枚切りがお好きな方は、その約8分の1の薄さになった食パンを想像してほしい。これはまさに神ワザ!

すごい!でもペラペラで悲しい…!などと思わせる隙もなく、投稿の翌日にはこの超薄切りパン47枚に1枚1枚クリームを塗って重ねた、ミルフィーユならぬ「47フィーユ」を発表したじゅんさん。「パンとは思えない食感で、想像の遥か上をいく美味しさ」だったそうだ。

「47フィーユ」名付け親はじゅんさんの旦那さま。満場一致のネーミングだったとか。

そしてなんとこの47フィーユ、あまりにも美味しかったことと商品化の希望が多かったことから、現在オーナーと商品化を検討中だとか。なんとも手間ひまかかった新スイーツ、食べてみたい!

それにしても、一体なぜこんな神ワザを?「食パン薄切り選手権」開催者にして優勝者のじゅんさんにお話を聞いてみた。

コツは、押さえる力と引く力のバランス

――この選手権、開催のきっかけは?

「食パンは何枚まで切れるのかな?」という単純に好奇心からですね。


――「自己ベスト更新!」とのことですが、過去大会も?

3年くらい前に1度だけやったことがあり、その時は3㎜で38枚でした。
「あれから年月も経ってるし、腕も上がってるかもしれないし、あ!ちょうど食パンも余分にあるしねー。じゃー試しにもっと薄く切れるかやってみるかー!」と、突然一人で開催した感じです。一応オーナーも誘ったんですが、「そんなめんどくさいこと出来ないよー」と、断られてしまいました。


――47枚の薄切り、かかった時間は?

10分くらいです。3㎜で38枚切った3年前は大体30分くらいでした。
ただ、切ってる間の10分は、息を止めたり、かなり集中して切るので過酷な10分ですけどね…


――終わった瞬間の感想は…


「切れたー!終わったー!でも、疲れたー!」。
まず切り終わったことにホッとした記憶があります。時計を見て10分で切り終わったことにはびっくりしました。
切ることに集中していたので、終わったときはまだ47枚切ったとわかっていませんでした。


――ここまで薄くできた理由・コツは?


使用する食パンの状態を把握し、押さえる力と引く力の入れ具合のバランスです。あとは、集中力は絶対です。ちょっと気を抜くとすぐ生地に穴があきますから…。

キレイに揃った「47フィーユ」の断面図。うーん神テク。
30年以上前のモノだという「スライサー」

――お店のスライサーどんなモノ?こだわりは?

スライサーは30年以上前のモノで、部品が廃盤になってるモノもしばしば。ですから、壊れた時は日用品を代用し修理しながら使ってます。
オーナーがアナログ好きなんです、はい。


――Twitterでは「巻き寿司感覚でサラダロール」「極薄ピザトースト」などいろいろな薄切り食パン活用法が挙がっていますが、じゅんさんの考えた薄切り食パンリメイク料理は?

いろいろなご意見があって、どれも美味しそうなので出来る限り試してみたいと思ってます。47枚あれば何種類もできますからね。
個人的に1つだけリメイク料理を考えているものはあるんですが、それはナイショでお願いします。


――極薄食パン、トーストで食べてみたいのですが……いけますか?


2㎜食パン、本日(22日)トーストチャレンジしてみたんですが、ものの見事にラスクになってしまいました…
なので、バターをたっぷり塗ってトースト風にして食べました。


――次の「薄切り選手権」は食パンに再挑戦?別のパンに挑戦?


既に本日(22日)やってるんですが、やっぱり食パンに限りますね!ちなみに…またもや47枚でした…

なんと投稿から4日で再び開催されていた「食パン薄切り選手権」。
お店のオーナーさんから「スライサー使いの神様」と呼ばれたじゅんさんに、「我こそは…」というスライサー使いは挑戦してみてほしい。
ちなみに、現チャンピオンのじゅんさん、食パンは「もちろん!薄切り47枚切り」派だそうだ。